真空差圧方式 水没検査、加圧検査から真空差圧検査への招待状

通常の加圧(陽圧)リーク検査の難しさは、圧縮空気をワークに加圧する方法で漏れを検知する以上、圧縮空気、測定環境、検査対象物(ワーク)のそれぞれの温度の影響を受けることです。そのため、測定条件が厳しいほど、測定を安定させることが困難で、測定器が検知する値が漏れを表しているのか温度の影響なのか判定が難しくなります。

温度の影響を受けずに検査するにはワークに直接使用する空気を減らすか、漏れを検知する測定部の空気を減らして、リーク検査ができれば温度の影響を最小限にできることになります。当社ではそれを実現しました。

具体的には下記2つの方法を採用しています。

1.ワーク真空方式:ワーク内を真空にしてワークの外側からワーク内に侵入してくるエアをワークの漏れとして検査する方法

 

2.ワークチャンバー方式:ワーク内を通常通り加圧して、ワークの外側をチャンバーで囲み、チャンバー内にワークから漏れ出てくるエアーを
                                   ワークの漏れとして検査する方法




真空差圧検査のメリット

1.環境温度、ワーク温度の違いによる測定の不安定性を最小限にできる


2.ワーク温度を均一にするためのプール時間やスペースが不要


3.ワーク真空法においてはワークをシールするシール性が上昇する


4.加圧時の圧縮エアによる温度変化によって起こる測定誤差を最小限にできる


5.温度の影響を受けないので、測定精度を上げることができる(漏れ基準値を厳しくできる。)


真空差圧方式の特徴

真空差圧方式による気密検査の大きな特徴は

陽圧(加圧)検査において必ず問題となる温度の 影響を極めて最小限にできる


陽圧検査においては必須の測定環境の温度管理に割いている 時間や手間、コストを省くことができる


更に陽圧検査では加圧する圧力が高いほどワークのシール性を担保することは困難になり、シール性の問題で測定が安定しない問題が発生しますが、真空差圧方式では、密閉性が上昇しシール性が上がるためワークシールの問題も極めて小さくできる


ワーク及び測定回路内の真空に特別な真空設備(真空ポンプ)は一切使用せず、エアを 利用することで真空状態を実現したことでイニシャルコスト、ランニングコストを抑えることが 可能


温度の影響を受けずにワークのシール性も有利となるので、安定した気密検査を実現。

真空差圧方式の豊富な納入実績

真空差圧方式による気密検査は多くのアルミダイカスト製造メーカ様や部品メーカ様に採用され、この方式による検査が増加しています。

当社のエアリーク事業は50年の歴史を持ち、リークについて積み重ねてきた経験が信用と信頼、安心、実績へとつながっています。