漏れ検査・リークテスタの株式会社センサ
漏れ検査について
工業的に漏れと言えば、二つの領域に遮断している仕切りを境にして一方から他方に流体が通過する度合いを意味します。
流体とは気体・液体のいずれもが対象になるから、検査対象物は一般に容器ものが大勢を占めます。大気中の液体容器、気体容器、真空容器あるいは液体中または真空中の各容器など、その組み合わせは種々です。この漏れ検査のことを気密検査、リークテストなどと呼称することもあります。
もれなきこと
容器ものの製作図面に、モレナキコト と書かれた加工指示文を見ることがありますが、このときの『漏れない』と言う基準をどこに置いているのかを推測してみると、たぶん次のように考えるのだと思われます
日常の環境下で人間の五感に感知できなければ、漏れ無しとする考えが基本にあって、具体例では、ワークに圧縮空気を詰め込んで水中に沈めたとき、気泡が出るのを目視できるかどうか、気泡目視をもって漏れあり、NG品と判定する。気泡が出なかったら、モレナシと判定する。あるいは大気中で石鹸液を吹きかけて、カニ泡が出るか否か。これらは定性的には、万人納得できる方式です。
しかし、この場合の内圧は?水深どのくらい沈めるのか?保持時間は?温度は?・・・・と考えを及ぼすとモレナキコトの定義は曖昧なものだと気が付くでしょう
水中では気泡が確認できなくても大気中なら漏れるものもあり、負圧環境だったらもっと漏れてしまうことになります。
時間のスケールも入れた定量規定で漏れを表現するなら「モレナキコト」ではなく、対象物の用途目的に応じた規定値を設定したら、たいへん合理的になり、図面と加工時のトラブルも納入者と受け入れ者間の諸問題も無くなるのではないでしょうか。品質管理のポイントは単なる数値管理ではなく目的にあっているかの見極めではないでしょうか。
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